バイクのカスタムパーツ取付け・メンテナンスをやってみました!

トリプルやジョイント、その他パーツの取り付け例と、メンテナンス、絶版車などを紹介していきます

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絶版車紹介 SUZUKI RG400Γ'85 WalterWolf Ver.1

SUZUKI RG400Γ'85 WalterWolf Ver.1

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水冷2サイクルロータリーディスクバルブスクエア4気筒397cc
最高出力:59ps/9000rpm 最大トルク:4.9kg-m/8500rpm
内径×行程:50.0×50.6 圧縮比:7.2 キャブレター:VM28×4
ミッション:カセット式リーターン6速 キャスター:23.5°トレール:102mm
全長2100mm 全幅:695mm 全高:1185mm シート高:770mm
軸間距離:1425mm 乾燥重量:153kg 燃料タンク容量:22L
OIL容量:1.5L 新車時価格659000円

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SQUARE4・・・そのエンジンの素性は当時のGPレーサーである「RG-γ」
そしてその市販バージョンであった「RGB500」に由来するもので
エンジン各部の寸法をはじめ、その各補記類のレイアウトは
オリジナルの競技用XRエンジンを踏襲、市販化に向けて、Reデザインされたもの。
そしてその実力は、公称59ps(たいていの場合、エンジン出力が公称馬力で
シャシーダイナモで計測すると後輪での出力は下回るものなのですが)を
”実際のデーター”としてたたき出し、更にチャンバー装着
吸気系のセッティングで70ps、もしくはそれ以上のパワーをも可能とする
歴代~現在までで中間排気量車最高のパワーユニットだと思います。
※実際のデーターについてはヤフーなどで検索可能なHPにてご確認ください。

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また、250ccクラスの2ストローク車と明確に違いを見せるのは
その出力特性で、決してピーキーではなく
タコメーターが動かない領域でも過不足なく走行可能で
直線的なパワーカーブの立ち上がり方は、その加速性能をどの速度域からでも
発揮することが可能に感じられるほどフレキシブル。
比較的楽なライディングポジション(シート形状はタンデムも快適です^^)
とも相まって、ツーリングなどのロングランにも十二分に対応可能・・・
というか、楽しめます。

そして乗り味ですが、車体構成および各部ディメンションは
グリップ依存型の近年の車体作りとは異なり
人間の感性に依存した、現在となっては、数少ない
言うなれば「乗り手の介在する余地の大きい」ハンドリング
に感じられ、その分、”自分のレベルに合わせたライディング”が可能な
懐の深さが感じらます。

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余談ですが、当時のバイクらしく、付加価値的フィーチャー(笑)に抜かりがないのは当然としても
メインフレームのステアリングピボット両サイド、およびタンク裏面の「γ」の刻印は
「これでもか!」というほどの当時の技術者の思い入れに溢れていて愛らしささえ感じてしまうほど
乗れば乗るほどに、また長く所有すればするほどに、味のある
全ての意味で満たされる至高のバイクだったと思います。

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