バイクのカスタムパーツ取付け・メンテナンスをやってみました!

トリプルやジョイント、その他パーツの取り付け例と、メンテナンス、絶版車などを紹介していきます

絶版車 絶版車-HONDA HONDA

絶版車紹介 HONDA MVX250F

2015/12/26

HONDA MVX250F

全長:2010mm全幅:735mm全高:1155mm
軸距:1370mm
乾燥重量:138kg
水冷2サイクルピストンリードバルブV型3気筒249cc
ボア&ストローク:47.0×48.0mm 圧縮比:8.0
最高出力:40ps/9000rpm 最大トルク:3.2kg-m/8500rpm
点火方式:トランジスタ 始動方式:キック 燃料タンク容量:17L
タイヤサイズ:F:100/90-16 R:110/80-18

mvx250f

発売当時、ヤマハRZ250に対抗して開発されたホンダ車としては
初めての2st中間排気量のオンロードスポーツバイクです。

エンジンはV型3気筒 <レイアウトこそ逆ですが当時の500ccGPレーサーと同じエンジン形式で
スムーズなふけ上がりが特徴。

F16インチ、リンクを介したリヤサスペンション<プロリンクサスペンション
インボードディスクブレーキなどを採用した<当時最先端>のまさしく初代レプリカでした。

しかし不幸なことにバイクに”究極の夢”が望まれたこの時代、
スズキから発売されたRG250Γに多くのバイク乗りの目はむいてしまい、
製造期間わずか2年弱でNS250R/Fにスイッチされてしまった悲運のバイクでもあります。

しかしそのノウハウは続くNS~NSRへと引き継がれ、またその実力は
”場所によっては”という注釈こそつくものの、現在でも”16インチ乗り”さえマスターすれば
しっかりとリヤのトラクションを感じながらその回頭性のよさを生かして大排気量車をかもることも可能なほど(^^)

また現在のレプリカとは違いハンドル切れ角が大きい、ポジションがツアラーなみに楽
きちんとタンデムできるなどレーシーな方向に特化しすぎていないことも大きな美点です。

製造期間の短さ、販売台数の少なさや、そのエンジンレイアウトの特異さ
<世界中で2stV型3気筒はMVXのみ>といった点等から、今になってプレミア度が高くなりつつあるのは皮肉な限りです。

50代の方なら懐かしさを、また10~20代の方なら逆に目新しさを感じるバイクかもしれませんね(^^)

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